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更新日時:2025年04月03日 11時28分

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若鶴酒造の建物が国の文化財に登録されます

公開日時:2025年03月21日 17時00分お知らせ このページを印刷する

若鶴酒造株式会社が所有する建造物が、令和7年3月21日の文化審議会にて国登録有形文化財への登録が答申されました。

今回、登録が答申されたのは、若鶴酒造の大正蔵、昭和蔵松庫、三郎丸蒸留所の3件です。

市内の登録有形文化財は、小牧ダム(平成14年)、庄川合口堰堤(平成16年)、芳里家住宅(主屋、土蔵、長屋門)(平成30年)とあわせ4か所8件となります。

(1)若鶴酒造大正蔵

大正9年建築、昭和34年増築、平成7年・同24年改修

桁行33m、梁間11mの東西に下屋を付し、全体に桟瓦葺屋根を葺降ろす大規模な土蔵。外壁漆喰塗、腰竪板張。二段の額縁のついた小庇付きの窓の連続が、印象的な歴史的景観を創出する。現在は研修・展示施設として公開活用されている。

(2)若鶴酒造昭和蔵松庫

昭和34年建築

2階建鉄筋コンクリート造のラーメン構造で、柱形を外に表す。内部は各階大空間で、1階は仕込庫や貯蔵庫、2階は麹室や酒母室を配する。戦後の清酒需要の増大に対応した近代的な醸造施設で、2階の塔屋が外観を印象づける。

 

(3)三郎丸蒸留所

昭和前期建築、昭和29年頃移築、平成29年改修

工場建築を転用し、戦後に開業した北陸最古のウイスキー蒸留施設。桁行36m、梁間22mの木造2階建切妻造、外壁モルタル吹付とする。棟の中央に越屋根を設け、各階連続窓とし、内部はキングポスト・トラスを現す。現在は一部を見学施設として活用。 

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