お知らせ
クマの出没に警戒・対策を!
秋のクマは冬眠するために必要な食べ物を求めて奥山から里山まで幅広く行動することが予想されるため、厳重な注意と対策が必要です。
令和7年秋 県内のクマの出没予測について
秋の時期のクマの主食と考えられる堅果類(ドングリ)の豊凶調査の結果、クマの出没と関係の深いブナとミズナラについて、
①ブナは全箇所で凶作
②ミズナラはほとんどの箇所で凶作または不作
であったことから、クマ が食べ物を求めて標高の低い所まで活発に活動することが懸念されます。
このため山裾の集落周辺のほか、平野部においてもクマの出没に厳重な警戒が必要です。
富山県ではツキノワグマ出没警報を発出されています。
安全を守るために以下の事項に十分注意いただくとともに、対策の徹底をお願いいたします。
1周辺のやぶ、河川敷の草むらの刈り払い
クマは、やぶや河川敷の草むらに隠れて移動して集落に出没します。刈り払いにより移動ルートを分断して集落に近づけないようにしましょう。出没の際も発見しやすくなります。また、電気柵も有効です。
2誘引物の除去、生ゴミの処分
- 自宅やその周辺では、利用する予定のない果樹(特に柿の木)は早めに実を取り除くか、木を伐採して、クマの誘引物を除去してください。誘引物がある限り、クマは繰り返し出没します。
- 地区や町内会、鳥獣害対策協議会などの地域ぐるみで取り組んで、広い範囲の誘引物を無くすことが効果的です。
- 生ゴミもクマを寄せ付けてしまいます。屋外に置かず、処分してください
こちらの補助事業を別途ご確認ください
3戸締まりの徹底
クマの家屋への侵入を防ぐため、住宅、車庫、倉庫などの戸締りを徹底してください。
4朝と夕方の外出はなるべく控える
- クマは朝と夕方に活発に活動するので、山裾の集落では、その時間帯の外出(散歩、ランニング、犬の散歩など)や農作業等はなるべく控えてください。
- 農作業中は作業に没頭しがちですが、鈴やラジオを使って自分の存在を示しつつ、周囲の状況に注意を払ってください。また、休憩は自動車や建物の中でとってください。
5出没情報を確認し、危険な場所には近づかない
- 県内の出没情報をまとめたホームページ「クマっぷ」を活用し、クマの出没情報を確認してください。
- 足跡や爪跡、糞を発見した場合は、付近に潜んでいる可能性があるので、速やかにその場を離れてください。
6県内の山はクマの生息地
秋は食物を探して広い範囲を行動することがあります。入山する際は鈴やラジオを利用して自分の存在を示し、適宜周囲の状況を確認するなど、厳重な注意と対策(ヘルメット、クマ撃退スプレーなど)が必要です。
情報提供をお願いします
・目撃情報、痕跡情報は、下記連絡先まで速やかにご連絡ください。
・写真などのデータがある場合には、目撃情報と同時にお伝えください。(身の安全の確保を優先してください)
連絡先 砺波警察署 0763-32-0110
農業振興課 0763-33-1409
(休日夜間)0763-33-1111(市役所当直)
関連リンク
情報発信元
農業振興課
- 郵便番号
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