台風10号の影響に伴う農業被害に対する備え

公開日時：2024年08月30日 11時24分お知らせこのページを印刷する

１　人命を最優先する行動を

人命第一の観点から、暴風雨、異常出水時においては、農地や農業用施設等の見回りについては、最新の気象情報を十分に確認し、これらの状況が治まるまで行わないでください。

豪雨が予想されるときは、事前に、農業用水の確保に留意しつつ、農業用ため池の水位を事前に下げたり、洪水を安全に下流に流すための洪水吐きが「土のう」で堰上げされていないか、流木など障害物がないか確認しましょう。

周辺から飛来が予想されるものを片付けたり、被覆材のたるみや破れ、風の吹き込み口となる箇所の点検、基礎部、接続部分、谷樋・柱に腐食・サビなどが無いか点検しましょう。

準備していた斜材を設置するなど応急的な補強をしましょう。

※ハウスの耐風速以上の強風が予想される場合は、あらかじめ被覆フィルムを除去してください。切断除去する場合は、事前に農業共済組合等に連絡しないと園芸施設共済の支払対象とならないため、予め相談してください。

増水した水路その他の危険な場所には近づかず、足下等、ほ場周辺の安全に十分に注意し、転落、滑落事故に遭わないよう慎重に行ってください。

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