めずらしい見返り姿の木造仏が市の宝に！

公開日時：2023年02月21日 15時50分お知らせこのページを印刷する

浄光寺が所有する「木造見返阿弥陀如来立像」が、５３件目の市指定文化財に指定されました。

令和5年2月21日に、浄光寺（砺波市東保）が所有する「木造見返阿弥陀如来立像」が市指定文化財に指定されました！

新しく市指定文化財となった浄光寺の「木造見返阿弥陀如来立像」（もくぞうみかえりあみだにょらいりゅうぞう）

は富山県内でも作例の少ない見返阿弥陀如来立像であり、富山県・石川県の両県においても5体しか存在せず、全国的

にも類例の少ない大変貴重な仏像です。

その5体は、顔立ちや衣文表現、光背の形式や意匠に共通性が見られることから、製作年代や作者の系統、立像の製

作背景に関連性があるとみられます。5体のうち、南砺市安居寺にある「木造見返阿弥陀如来立像」は室町時代に製作

されたとされ、浄光寺の木造見返阿弥陀如来立像も歴史的価値が高いと考えられることから、市の指定文化財に指定

されました。

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