［お知らせ］”ほほえみの土偶”が市の宝に！

公開日時：2018年07月25日 07時21分このページを印刷する

徳万頼成遺跡から出土した土偶が、市指定文化財に指定されました。

平成30年6月29日に、「徳万頼成遺跡の土偶」が市指定文化財に指定されました！

徳万頼成遺跡は般若地区にある縄文時代中期の集落跡です。

国道359号の工事に伴って行われたH26年度の調査では、竪穴建物を2棟発見しています。

1棟は後に土器廃棄場になり、その中から土偶が出土しました。

砺波市内では縄文遺跡での土偶の出土は珍しく、頭部と胴部がほぼ完全な状態で残っています。

逆三角形の顔には眉、目、鼻の穴、口、耳の表現が見られます。

頭頂部にはM字型の盛り上がりがあり、また後頭部には線を刻み頭髪を表現しています。

両腕と両足は剥落していますが、その痕跡から両手で腹を抱えている、あるいは右手で腹を抱え左手を背中に回していると考えられます。

今回指定された土偶と、手足を補ったレプリカの合わせて2体が、現在砺波市埋蔵文化財センターに展示されています。

　　砺波市埋蔵文化財センター　しるし

　　〒939－1431　富山県砺波市頼成566（庄東小学校敷地内）

　　TEL＆FAX　0763-37-1303

　　開館時間　9時～17時

　　休館日　毎週月曜日、毎月第3日曜日、国民の祝日

　　　　　　（国民の祝日が月曜の場合その翌日も休館となります）

　　　　　　年末年始（12月29日～1月3日）

　　入館料　無料

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