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更新日時:2022年03月18日 20時39分

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第7回 世界チューリップサミット参加レポート

公開日時:2017年11月01日 09時15分 このページを印刷する
開催日:2017年10月05日 〜 2017年10月07日

平成29年10月5日から7日にかけて、カナダのオタワ市で開催された第7回世界チューリップサミットに参加しました。
サミットの様子をレポートします!

世界チューリップサミットは、2年に一度、世界中のチューリップに関するイベントの主催者やチューリップの生産者などが一堂に会し、それぞれの取組みを紹介し合い、互いの取組みを参考にしたり親睦を深める活動です。

このサミットは平成13年に「となみチューリップフェア」50回記念として、6ヵ国が参加して開催された「チューリップサミットin砺波」を契機として、平成14年から開催されているものです。

今回参加した第7回世界チューリップサミットは、「カナディアン・チューリップ・フェスティバル」の開催地である、カナダのオタワ市で開催されました。
 

 

在カナダ日本大使公邸訪問


オタワ市はカナダの首都であり、行政機関や各国の大使館が集まっている街です。

サミット参加に先立ち、在カナダ日本大使公邸を訪問し、門司健次郎大使と面会しました。

砺波市とオタワ市が平成9年から数回「となみチューリップフェア」と「カナディアン・チューリップ・フェスティバル」の相互訪問を行っていたことや砺波市の魅力などについてお話ししました。

会談する門司大使と夏野市長

大使公邸前にて記念撮影

 

オープニングセレモニー


オープニングセレモニーは、サミットの主催者である世界チューリップサミット協会の執行委員であるミシェル・ゴーティエ氏の開会のあいさつで始まりました。

ミシェル・ゴーティエ氏は昨年、今回のサミットへの参加を要請するために砺波市を来訪されています。

開会のあいさつの中で「世界チューリップサミット」が始まった経緯について、砺波市の名前を出して紹介していただく場面もありました。

セレモニー終了後、今回のサミットに12ヵ国から参加した各団体の代表者が、国際友好・親善宣言書に署名を行い、日本からは「となみチューリップフェア」主催者を代表して夏野市長が宣言書に署名しました。

開会のあいさつをするゴーティエ氏

宣言書に署名する夏野市長

 

チューリップ植付式


オープニングセレモニーに続いて、場所をオタワ市内のコミッショナーズ公園に移し、チューリップ球根の植込式が行われました。

今回のサミットに参加した12ヵ国を含む計20ヵ国の代表者らが、地元の小中学生と一緒に「ワールドフレンドシップ」という品種の球根を6球ずつ、計120球を公園内の花壇に植付けました。

コミッショナーズ公園は「カナディアン・チューリップ・フェスティバル」の主要会場の1つであり、今回植付けた球根は来年のフェスティバルで綺麗な花を咲かせてくれることでしょう。

植付を行った公園内の花壇

ジム・ワトソン オタワ市長の
歓迎を受ける夏野市長

球根を植付ける夏野市長

小学生の植付を見守る門司大使と夏野市長

 

サミット


サミットでは12ヵ国から参加した各団体がそれぞれの取組みについてプレゼンテーションなどを行いました。

イベントなどでのディスプレイ手法の紹介や、チューリップの普及振興、今後の課題など、どの団体もチューリップに対する愛情・情熱に溢れた発表でした。

中でも目を引いたのはチューリップをデザインに取り入れたタブレット端末向けのパズルゲーム開発(カナダ)とチューリップを使用したヘアアレンジメント(スウェーデン)でした。

サミットで学んだディスプレイ手法などを来年の「となみチューリップフェア」に活かしていきたいと考えています。

当市からは夏野市長と市職員、チューリップ四季彩館職員が「となみチューリップフェア」のPRを中心に、1年中チューリップが楽しめる「チューリップ四季彩館」、「となみチューリップフェア」の水上花壇、砺波市の球根生産などについてプレゼンテーションを行いました。

聴衆の反応がよく、「となみチューリップフェア」は他国のチューリップ関連イベントと比較しても遜色のない、世界に通用するイベントだと改めて実感しました。

サミット会場

タブレット端末向けゲームアプリ
チューリップクラッシュ

チューリップを使用したヘアアレンジメント

となみチューリップフェアをPRする夏野市長

 

2017世界チューリップ賞授賞式


サミットに合わせて、世界チューリップサミット協会が選考を行う世界チューリップ賞の授賞式が行われました。

世界チューリップ賞は12部門の賞があり、2017年は「となみチューリップフェア」が「今年のチューリップディスプレー」、夏野市長が「今年のチューリップの人」の賞をそれぞれ受賞しました。

授賞式の会場に、砺波市とオタワ市が「となみチューリップフェア」と「カナディアン・チューリップ・フェスティバル」の相互訪問を行っていた当時のオタワ市長であるジャクリン・ホルツマン氏が来場されており、オタワ市と縁のある砺波市の受賞を歓迎してくださいました。

世界チューリップ賞を受賞する夏野市長 贈り物を交換する
ホルツマン 元オタワ市長と夏野市長

 

おわりに


世界チューリップサミットは、世界にむけて「となみチューリップフェア」をPRする良い機会となりました。

「となみチューリップフェア」は、日本人ならではの気遣いや、繊細さに溢れた、世界に誇ることができるイベントです。

今回の世界チューリップサミットが契機となり、海外からより多くのお客様に訪れていただけることを願います。

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