特別展「散村の四季と暮らし」のおすすめ(その2)

今回のおすすめ展示も四季のケースから紹介します。

 秋のケースからは「獅子頭」です。この獅子頭の一番の特徴はもふもふとしたです。「熊獅子」と呼ばれる頭で、熊の毛皮を張ってあります。「にらみ獅子」なので、どの方向から見ても獅子がにらんでくるという造りになっています。来館されたお子様の中には怖くて泣いてしまった方もおられました。

 砺波市頼成の獅子舞は長刀・刀・鎌・てっぽうと多彩な武具を使う荒々しい舞が特徴です。獅子舞に「てっぽう」という演目があるのが珍しいですよね。獅子取りの衣装も華やかですので、そちらもご覧下さい。