特別展「散村の四季と暮らし」のおすすめ(その1)

 29日、5月1日はあいにくの雨でしたが、GW後半は天気に恵まれそうで一安心です。

 今回は四季のうち春のケースからおすすめ展示をご紹介します。砺波の春を告げる祭りとして「出町子供歌舞伎曳山」を取り上げています。スタッフ一押しは歌舞伎の姫役が着る衣装。代々大切に受け継いできた打掛で、華やかな朱色に金糸の刺繍が豪華です。

歌舞伎の姫役は赤い着物と決まっているそうです。

 こちらは今年の子供歌舞伎曳山の様子です。写真の演目は狂言「釣女」。狂言は今で言うコメディー劇ですので、この「釣女」も山場で笑いが起きていました。

 現代の私たちが見ても楽しいのですが、娯楽の少なかった昔はこの出町子供歌舞伎の上演を本当に心待ちにしていたのだろうと思います。