旧中嶋家を公開しています

 チューリップフェア期間中は旧中嶋家も公開しています。18世紀末に建てられた中嶋家は、砺波地方の農家の古い様式を示す典型的な建物として、砺波市の文化財になっています。また、住宅の周囲は杉や竹を植えて砺波平野の民家の特徴でもあるカイニョ(屋敷林)を再現しています。

 ニワ(ネワ)と呼ばれる土間には昔の農具を展示しています。今年初めて展示する民具の一つに土臼(どろうす)があります。土臼は籾から籾殻を外して玄米にする道具です。完全な形で現存しているものがとても少ないので、ぜひご覧下さい!

 中嶋家のニワの様子です。パネルの奥に見える円筒形のようなものが土臼です。全体像を見てみたい方はぜひ中嶋家にも足を運んでみて下さい。

(ブログ担当者の写真の腕についてはノーコメントでお願いします…)