蕭姫プロジェクト金沢城編4
加賀藩御算用場跡地(加賀藩における財務を司る機関)
森田芳光監督により映画化された「武士の家計簿」でしっていらしゃる方もあるかと思います。
算用者と呼ばれる実務を担当する役人が150名程いたとされます。
前田家は「算術」を非常に大切にした家でもあり、利家は戦場に赴くとき唐びつの中に「そろばん」を入れていたといい、日本最古といわれる「そろばん」が今に残っています。戦というものは以外に計算ずくの世界であり、行軍の距離や日数、必要な人員とそれに応じた食糧、武器の量の算出など経済センスが必要なところ、加越能三国を治めることができた理由がここにあるように思えます。現在は会計事務所になっているというのも面白いですね、