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五ヶ種チョンガレ踊り
公開日時:2011年05月19日 08時54分 このページを印刷する
五ヶ種チョンガレ踊り(ごかだねちょんがれおどり)昭和62年3月30日・市指定砺波市庄川町五ヶ チョンガレの由来は、念仏聖の願人坊主が鉦をたたき諸国を歩いた音曲ともいわれていますが、「ちょろける」「ちょうける」から来ているともいわれています。砺波地方には特に風刺即妙のチョンガレ節が多く残っています。 五ヶ地区のチョンガレは俗に「種チョンガレ」といわれ、その五ヶ地区は庄川町種田にあり、種籾生産地として知られており、全国へ出荷されています。この地区の盆踊りには、決まって、この五ヶ種チョンガレが最初に歌われます。 法正寺前と五ヶ神明宮との間の広場は、砺波地方の盆踊りの一大拠点として賑わったとされ、現在チョンガレの歌い手や踊り手は、そろいの「五ヶ種チョンガレ」と染め抜いた浴衣を着、子どもたちも「五ヶ種チョンガレ」と書かれた法被(はっぴ)を羽織って踊ります。 ここで歌われる歌詞は古くから「特産五ヶ種もみ」を歌いこんだもので、しばらく忘れ去られようとしていましたが、昭和46年(1971)、古い歌詞が法正寺に伝わる沿革史の中に「宝暦ノ昔、法正寺了恵法師ガ・・・」とあるのを発見し、その後、有志の努力により保存に努められてきました。 一、越中五ヶ種天下ノ宝 昔其又昔 村ノオ寺ノ御法主様ガ 不作ヲ救ツタ稲ダネ元素 百姓助ケタ オ慈悲ナ方ジャ一、五ヶハ良イトコ種ドコロ 夜ハ宵カラ露切風ガ 今日モ川ノ瀬 地ヒビキナシテ 明ケリャ青空日本晴ジャイ 吹クワイ吹クワイ 五ヶ嵐一、オカカ出テミヨ隣ノ娘 今年十八ウリザネ顔デ 吹イテ寄セ来ル黄金ノ波ジャ チョイト笑ッテコチラヲ向イテ 今日ハダン那ノ稲刈リジャ一、蒔イタ稲ダネ六千倍ジャ 大地一面黄金波 豊年ャ~~万作ャ~~ 年モ暮レヨカ鍬崎オロシ 寒イ嵐ガ身ニシミル一、娘出テミヨ嫁御モ見ヤレ セドノ小路へ加賀ノ人 サッキ八人今マタ九人 種替サンガクルワイナ 娘茶ノ間ニ火ヲ炊キャレ一、前ノアゼ道旅人姿 ジット吹カレテ五ヶ嵐 ドコノアタリガヨカラウト 風ニオモイヲ通ハセテ 思案ニクレテ立ッテイル※~~は繰り返し。「五ヶ長音加礼」(五ヶ法正寺の記録原文から)
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