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松原遺跡出土品
公開日時:2019年04月15日 15時12分 このページを印刷する
松原遺跡出土品(まつばらいせきしゅつどひん)昭和62年3月30日・市指定砺波市庄川町青島 松原遺跡は縄文中期(約4000~5000年前)前葉から後葉の、庄川左岸扇頂部の段丘上に位置する広大な遺跡です。昭和43年以降、数次にわたる発掘調査が行われ、多くの住居跡と大量の土器石器が出土されました。(別項、松原遺跡参照) 発掘調査が行われる前の昭和39年、松原墓地北端から西に30mほど離れた畑(現「若者の館」付近)で出土した土器が復元され、15点残っています。 いずれも縄文中期前葉から中葉に属する土器で、おおむね深鉢(ふかばち)5、台付き鉢4、鉢3、皿2、甕(かめ)1に分けることができます。器種(形)、文様ともに変化に富み、中には東北地方の土器の影響を強く受けたものもあり、縄文文化研究のために必要な情報を提供している貴重な資料です。