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(96) 藤橋は 利賀へ七里の玄関橋
公開日時:2017年10月19日 15時12分 このページを印刷する
藤橋は、国道156号の金屋トンネルの上出口から、左手だらだら坂の利賀道(国道471号)を300mほど下ると、庄川の上を跨ぐ橋である。この橋は、車輌の通行量も多く、この先に住む町民と利賀の人々にとって、かけがえのない重要な橋である。藩政時代は藤かずらを幾筋もつないで板を敷き、欄干も藤で作った橋であったというが、明治23年、牛岳車道の開通と相まって鉄鎖の橋となり、その後、数回のかけかえの後、現在の橋は昭和31年6月に竣工したもので、水面より23m、橋長88m、幅5.5mである。なお、橋の下段の赤い管は、南砺山麓用水が小牧ダムから取水して、南砺一円へ送水している送水管である。 (竣工昭和44年)
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