庄川嵐山というのは、舟戸ダム対岸の向い山一帯の景観が、京都の嵐山の保津川べりによく似た眺めであることからつけた愛称である。
三条山（標高334m）は、この嵐山の北端にあり、舟戸橋から山の中腹を進めば、左の上が三条山である。つまり、坂道は向い山と三条山とを切通しているわけである。
写真は、切通しを過ぎて、山中の14号線を進んでから眺めた後ろ三条山である。特徴の丸くとがった山頂は、下で見たときと同様だが、ちょうど秋のまっ盛りである。
300m前後の山は雑木が多いために、高い山の錦秋とは異なるが、三条山の秋景色もまた美しい。