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(57) 山裾に点々 在所の屋根
公開日時:2011年06月23日 10時43分 このページを印刷する
弁財天社北側の河川敷に、若者の歓声がひびく草野球場がある。その川下の川原へおりると、庄山の裾に横一文字に並んだ庄部落の屋根が見える。どこにでも見られる風景のようだが、庄山の低いうねりと、県道新湊庄川線に添って並ぶたたずまい、粗朴だが得難い眺めである。庄集落の中には由緒ある雄神神社が鎮座する。平安中期に作られた延喜式神名帳には、砺波七座のひとつとしてこの雄神神社の名が見える。その所在が今も変わらず庄地内であれば、このあたり一帯の由緒も古い。
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