病害虫発生予察注意報 第1報について
5月上旬頃から県内各地の果樹園で果樹カメムシ類の成虫飛来が確認されており、「病害虫発生予察注意報」が発令されました。
果樹カメムシ類の多発に注意 !
果樹カメムシ類の飛来数が多く、果実吸汁被害の増加が懸念されるため、防除の徹底が必要です。
◎病害虫名 果樹カメムシ類(チャバネアオカメムシ等)
1 作物名
果樹(ナシ、リンゴ、ブドウ、モモ、カキ等)
2 発生地域
県下全域
3 発生程度
多い
4 注意報発令の根拠
(1)県内12か所の4月4半旬~5月3半旬のフェロモントラップへのチャバネアオカメムシの累積誘殺数は25.0頭で、平年(6.5頭)より多い(過去10年のうち令和6年に次いで多い)。また、果樹園地内では、5月上旬頃から成虫飛来が確認されている。
(2)新潟地方気象台発表によると、北陸地方の6月~8月の気温は平年より高いと予想されており、今後、果樹カメムシ類の活動が活発になると推測される。
5 防除対策
(1)果樹カメムシ類は、夜温が高く、風の弱い日に成虫飛来が多い。飛来数は園地による差が大きいため、飛来状況の確認は園地単位で行う。特に、山間部や山沿いの園地では被害を受けやすいので注意する。
(2)園地内への飛来が確認される場合は速やかに防除を実施する。果樹カメムシ類は日没直後に果樹園に飛来するので、夕方や早朝の防除が有効である。
(3)防除薬剤には、ネオニコチノイド剤、有機リン剤、合成ピレスロイド剤等がある。合成ピレスロイド剤は、殺虫効果が高く残効性に優れるが、天敵等に対する影響が大きく、ハダニ類の発生を助長するので最小限の使用にとどめる。
<留意事項>
※農薬散布にあたっては、事前に周辺住民等に対して十分な周知に努め、周辺作物や住宅地等への飛散防止を徹底するとともに、農薬の使用回数、使用時期等の基準を遵守する。
※養蜂が行われている地域では、農薬散布前に養蜂業者へ連絡するなど、ミツバチの危害防止対策に努める。
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