農業用無人航空機の安全対策について

公開日時：2017年05月12日 15時05分このページを印刷する

無人航空機による病害虫防除は、作業の効率化や省力化が図られることなどから、県内での農薬散布面積は年々拡大傾向にあります。　こうした中、オペレーターの操作ミスによる事故が近年多くみられ、無人航空機の安全運航と飛散防止対策など農薬の適正使用が強く求められています。今一度、安全に配慮して作業を行いましょう。

　病害虫防除実施主体においては、「空中散布等における無人航空機利用技術指導指針」及び「平成29年度無人航空機事故防止のポイント」に十分留意し、作業を行ってください。

事故防止のポイント
１　架線等への接触防止のための事前確認
　オペレーター及びナビゲーターは、空中散布等の実施前に共同で実地確認を実施し、危険箇所等の情報を確実に共有すること。

２　散布中における架線等への接触の防止対策
　散布中における架線等への接触を防止するため、ナビゲーターは、オペレーターに対して障害物等に関する情報を正確に伝えること。

３　空中散布等の実施中におけるほ場間の移動
　無人航空機を空中散布等の実施区域に隣接していないほ場又は飛行経路上の家屋、架線等がある隣接したほ場に移動させる場合は、機体を着陸させ、陸上で運搬すること。

４　小型の無人航空機を用いた空中散布等に係る安全対策について
　小型の無人航空機を用いた空中散布等は、機体の特性を考慮し、技術指導指針に従って適切に実施すること。

　事故が発生した場合は、実施主体は直ちに「富山県農業用無人航空機連絡協議会」に事故の発生を報告し指示を仰ぐと共に、砺波市農業振興課へも事故発生の連絡をしてください。

富山県農業用無人航空機連絡協議会
　事務局：富山県農林水産部農業技術課エコ農業推進係
　TEL：076-444-8292

カテゴリー

農林業

農業

緊急情報

農業用無人航空機の安全対策について

関連リンク

関連ファイル

カテゴリー

情報発信元