新砺波図書館整備事業 起工式

平成30年12月19日 大安
新砺波図書館の起工式が行われました。

新砺波図書館の建設地(旧砺波体育センター跡地)で、工事の安全を祈りました。
完成は2020年7月下旬、オープンは2020年の秋を予定しています。

この様子は、KNBニュースで放送されました。

施主挨拶の一部を掲載いたします。

本日ここに、「新砺波図書館整備事業」の起工式を、多くの関係者の皆様のご出席のもと開催できますことは誠に喜ばしく、心から感謝申しあげます。
 現在の砺波図書館は昭和48年に開館し、約45年を迎え、その間、貸出しを中心に据えながら映画会・読書会・学習講座などの場をはじめ、市民の読書活動の拠点として長らく利用されてまいりました。しかし、多岐にわたる市民ニーズへ対応するための蔵書冊数の増加による書庫・開架スペースの狭隘(きょうあい)化をはじめ、老朽化、耐震の面からも新たな施設整備が課題となってまいりました。
 そのため、このたび、砺波チューリップ公園をはじめ、砺波市文化会館、砺波市美術館、チューリップ四季彩館など、魅力的な観光施設や社会教育施設が多数立地するこの地に、新たな文化交流の拠点として整備させていただくことといたしました。
 整備いたします新図書館は、「大屋根の下のワンルームの図書館」を基本コンセプトに、国道側にその表情を見せることからランドマークになるものです。延床面積を現在のものから約2倍に広げ、北側入口を、エントランスホールや多目的会議室といった、人が集まり活動する動的なスペースとし、南側に進むにつれ、個人の読書、学習等の静的なスペースに移行する「動から静への緩やかな流れ」をつくってまいります。さらには、周辺施設との相互連携を図り、砺波ならではの魅力を提供したいと考えており、市民の皆さんが年間を通して立ち寄っていただくことで、世代を越えた交流の場となり、基本理念の「学びをつなぐ図書館」となるものと期待しているところであります。
 また、このたびの整備にあたりましては、地権者はもとより地域住民の皆様や、地元町内会及び出町自治振興会の皆様をはじめ、関係する皆様からの格別のご理解をいただき、本日の起工式を迎えられたことに改めて感謝申し上げます。このうえは、平成32年秋のオープンを目指して工事関係者の皆様には安全に、また的確に建設工事を進めていただくことをお願いいたしますとともに、地元の皆様にはしばらくご迷惑をおかけするところもあるかとは思いますが、よろしくご理解をいただきますよう重ねてお願い申しあげます。