秋の郷土先人展が始まりました

 秋の先人展が始まりました。今年のテーマは「砺波に生まれた器-三助焼の誕生と歴史-」です。

 砺波の家には必ず一つはある、と言われる三助焼。その窯のある砺波市福山は古くは奈良・平安時代から多数の須恵器が焼かれてきた陶土に恵まれた地域です。

三助焼の歴史は瓦の製造から始まりました。一般的な黒い瓦だけではなく、写真のようなきれいな色瓦も作っていたんですよ。

 三助焼といえば緑色の陶器のイメージがありますが、実は始めの頃は黒っぽい釉薬の陶器を作っていたようです。いつから緑色になったのかが気になる方はぜひ展示を見に来てください。