氷見まちづくり協議会「まちなか支援員」升方芳美さん

こんにちは！まち記者のケイタです！

今回は氷見まちづくり協議会で「まちなか支援員」が新設されたというニュースをみて、これはTeam1073の活動にも参考になるのではないかと思い、まちなか支援員に選ばれた升方芳美さんに取材をしてきました！

升方さんは高岡市のWebコンサルタント会社（Ceica）の社長をしており、IT導入支援や空き家活用やシェアオフィスなど、民間の立場で高岡市のまちづくりに関わってきた方です。
今回、その経験などを出身地である氷見市のまちづくりにも活かしていきたいということで、「まちなか支援員」の募集に応募し、そして選考の結果選ばれたそうです。

IT活用でリモートワークが移住・定住にも

升方さんは、現在の自分の会社を立ち上げる前からリモートワークで仕事をしていたそうです。会社勤めだった20年前からリモートワークしており、子育てと両立して仕事をしてきたということでした。働く女性にとって問題になりがちな子育てと仕事の両立ですが、リモートワークで時間の都合のつきやすい働き方は一つの答えになるはずです。

移住・定住にもリモートワークがあと押しになります。出勤する必要がなければ住む場所はどこでもよくなります。そうなれば私生活や子育ての都合だけで住む場所を選べるので、自然が多く環境がよく商業施設が多い砺波市は移住の候補に上がりやすくなると思います。
しかし、砺波市は子供の日曜日・祝日の休日保育がないのでそこは弱点です。リモートワークなど自由な時間で働くためには休日保育がないのは大きなデメリットになってしまいます。この辺は砺波市にも頑張ってもらいたいところです。

氷見市の地域おこしや移住・定住の取り組み

氷見市は地域おこしや移住・定住に力が入れられていて、例えば地域起こし協力隊も現在15人が活動しています（砺波市は1人）。また、移住者のコミュニティなどもあり、移住者の受け入れ態勢も整備されているようでした。

私自身、砺波市への移住者ですが、知る限りそういった移住者のコミュニティが砺波市にはありません。もしかしたらそういう活動もTeam1073として、移住・定住を促進することにつながるかもしれません。

また、升方さんは長年高岡市のまちづくりにも関わってきているので、高岡市の話ですが移住体験用の施設を、体験がないときはゲストハウスとして活用して施設の有効活用をしているそうです。
砺波市にも体験施設（https://www.tonami-life.net/taiken/taikenhouse）はありますが、移住・定住を前提とした方しか利用できないので、そういう活用方法もありだなと思います。

「サカナとサウナ」と「チャレンジショップ“break（ブレイク）”」

今回、取材をさせていただいたのは「サカナとサウナ」というお店で、ここはチャレンジショップ“break（ブレイク）”中にあります。

ブレイクは氷見まちづくり協議会がお店を出したい人に、いきなり出店するのではなくチャレンジできるスペースとして貸し出されている場所です。
ここでブレイクした出店者が次は自分んで店舗を持って出店し、氷見のの活性化につながることが期待されています。

ここはもともとは空き店舗だったところを活用して作られた施設だそうです。砺波市も出町の商店街など空き店舗が多いので、このような空き店舗活用があるといいなと思います。

やりたいことがあったら、いろんな人に言って回る

いろいろと幅広く活動している升方さんですが、最後にどうしてこんなにいろいろ活動を実現していけるのかを聞いてみました。
そのコツは「やりたいことがあったら、いろんな人に言って回る」ということだそうです。
いろんな人に言っているうちに、それを実現するために必要な人と繋がっていくということです。

それと「小規模でもいいから活動を始めて、活動を続けていく」ということも大切だそうです。
活動を続けていけばしだいに人が集まってきて、やりたいことができるようになっていくので、最初は自分のできる範囲でいいので活動を始めてみるということが良いのだとおっしゃっていました。

升方さんありがとうございました！

今回は氷見市「まちなか支援員」の升方芳美さんに取材をさせていただきました。新聞のニュースを見て突然電話をしてお話を聞かせてくださいとお願い下にも関わらず、こころよく会っていただきいろいろなお話を聞かせてもらいありがとうございました。
Team1073の活動としても、私個人の活動としてもとても勉強になること多かったです。今後もさまざまな活動で参考にしていきたいと思います。

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