あけましておめでとうございます ( 2 )

あけましておめでとうございます。

いつもブログを見ていただきありがとうございます。感謝の気持ちを込め皆さんに年賀状を送りたかったのですがそういうわけにもいきません。ブログを借りて年賀状とします。

私の年賀状です

 年賀状の説明。 (高岡市のPR)
今年は大伴家持(万葉集編纂者)生誕1300年になります。家持は29歳の時から5年間越中国司として現在の高岡市伏木に赴任していました。この間多くの歌を詠みました。万葉集全歌数4516首の内、家持の歌は223首を占め、万葉歌人中第1位です。
家持の越中時代5年間の歌数は223首、越中時代以前の14年間は158首、以後の8年間は92首です。

 また、万葉集4516首のうち越中万葉と言われる歌が337首あり万葉故地と言われています。

 高岡市では毎年10月初旬、3昼夜にわたり万葉集全20巻4516首を地元をはじめ全国から集まった2000人を超える多くの人によって朗唱されます。(「万葉集全20巻朗唱の会」)誰でも自由に参加できます。
皆さんも是非参加してください。グループ参加でもOKです。

年賀状の歌は万葉集4516番(万葉集最後)の歌です。
歌の意味:新しい年の始め、初春の今日降る雪のように良いことがたくさん積もれ。
・「年のめ」と「年のめ」
  「年のめ」=仕事始めなど 動作を伴う場合に使用
  「年のめ」=1年の初めなど 期間を表す場合に使用  
  家持は「め」を使っています。「多分仕事はじめの気持ちで詠んだのでしょう」という話。

本保澄雄