増山城戦国祭り 城攻めウオーククイズラリー説明(8)

神水鉢⑤

氷見市にある塔心礎

チョット寄り道。
 前回佐伯哲也さんの塔心礎説について書いたが,今回はチョット寄り道をして氷見市に伝わる塔心礎石について書く。

 伝 小窪廃寺塔芯礎石

「いぼ石」と呼ばれるこの巨石は、小窪の通称「塔のすま」から運び出されたと伝えられ、現在は小久米の小久米神社境内に置かれています。8世紀初め頃、小窪に在ったという古代寺院「小窪廃寺」の塔心礎石(塔の心柱を受ける礎石)と考えられます。直径160cmでほぼ円形に整形されており、平らな上面に直径約82㎝の柱穴がうがたれています。柱穴の大きさは北陸では最大級のもので、この塔心礎を用いた塔の高さは一般には30m前後と推定されます。

  氷見市 生涯学習担当(インターネットより)

本保澄雄