【レポート】増山城跡探訪 春の陣

増山城跡探訪春の陣レポート

曲輪の会が昨年秋に発足し、会としては今年度、第1回目の行事「増山城跡探訪春の陣」が先日4月29日(金)の祝日に行われた。
昨年の戦国祭りに続き、自分としては2回目の解説で、前日の夜は寝床に入っても何を喋ればよいか考えているとなかなか、眠りにつけなかった。
今回は初めて家族を連れ、また知人数名を誘い参加した。
「春の陣」の触れ込みは、さながら戦(いくさ)模様。参加者の方に増山城の魅力を体感してもらおうと、曲輪の会(とりわけちらし作成者)の意気込みが感じ取れる。

コースは冠木門前~馬ノ背後~一の丸~二の丸~三の丸~神保夫人入水井戸~亀山不動尊の2時間コース。

解説内容は城の構造(堀切、曲輪、切岸、虎口)、増山城の歴史(神保、上杉、一向宗の覇権争いや二宮円阿の軍忠状の事など)、増山杉について解説を行った。

参加者の方の中には熱心に解説を聞き、興味を持ってもらえた方もおられたり、また日常から離れた世界、時間を体感し、非常に良かったと言っていただいた方もおられた。
全員から感想を聞いたわけではないので、全ての方が満足されたかどうかは判らない。
増山城を歩かれる方の目的は色々だと思う。
その多くの方が増山城の魅力を感じ、満足してもらえるかどうか、ボランティアガイドとしての難しさがあるように感じた。

曲輪の会 長江