お知らせ
農地だけじゃない!豪雨から地域を守る農地防災事業
近年、豪雨が発生する頻度が多くなっており、砺波市でも令和5年、令和7年に過去の記録を更新する豪雨が発生しました。
このような状況の中、庄川左岸地区では、農地防災施設の整備により浸水被害が未然に防がれました。
生命と財産を守る農地防災施設についてご紹介します。

調整池
日本を代表する散居景観を誇る砺波平野。そこには庄川の水の恵みを隅々まで運ぶ農業用水路が張り巡らされています。
作物の育成に欠かせない水路ですが、近年都市化の進展により、豪雨の際に流れ出る水の量が増加し、度々水が溢れ、道路や田畑で冠水被害が発生していました。


この問題を解消するため、国営総合農地防災事業「庄川左岸地区」が平成21年度に始まり、翌年度から国営附帯県営農地防災事業が着手され、令和6年にすべての施設整備が完了しました。
洪水被害防止のための排水路や、雨水の一時貯留施設である洪水調整池が整備され、24時間最大雨量となった本年8月7日の豪雨、時間最大雨量となった令和5年7月の豪雨でも整備地区では洪水被害が発生せず、農地だけでなく地域住民の身体、財産を守ることができました。
事業の評価につきましては、下記リンクよりご確認ください。(農林水産省HP)
効果を最大限発揮するために、関係する市、土地改良区で構成される「庄川左岸地区農地防災施設管理協議会」と共に適切な維持管理を行っています。
また、庄川右岸地区においても、今年から農地防災事業が本格的に着手されました。庄川流域全体の安全・安心が確保されるよう、国・県とも連携し、事業を進めて行きます。


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