開館3周年記念講演会「富山新聞 宮本編集委員の図書館大活用法」を開催しました!

砺波図書館の開館3周年記念講演会として、
富山新聞の宮本編集委員をお招きし、
「図書館大活用法」というテーマでお話いただきました!

富山新聞の記者として、「バンナン編集委員コラム」を執筆しておられる宮本南吉氏。
今年、富山新聞で連載された『龍の来た道 庄川ものがたり』は、
作家の砂原浩太朗さんによる【小説】と、
宮本編集委員の【歴史ルポ】のコラボレーションが大きな話題となりました。
その連載の裏話や、図書館での情報収集のコツなどについて
興味深いお話をたくさんお伺いすることができました。

実は、図書館司書の資格も持っておられる宮本さん。
学生時代からよく図書館を利用しておられたそうですが、
社会人になってからも、仕事の調べものに図書館はなくてはならない存在だそう。

「図書館の自由に関する宣言」には、
新聞という媒体の使命や意義と重なるところもあるといいます。

作家の砂原浩太朗さんとのコラボレーション
『龍の来た道』の取材では、
出版されていない郷土の資料が図書館にあり、
探していた情報が見つかったというエピソードもありました。

また、漫画家の藤子A 先生が、富山新聞社で働いておられた時の
イラストや童話などが、新聞社のデータベースでいくつも見つけられたというお話もあり、
とても興味深かったです。

新聞と図書館の共通点は、「整理が大事」とのこと。
整理して残しておくことで、時間を超えて情報や記憶を伝えていくことができるのですね。

宮本さん、有意義なご講演、ありがとうございました!