☆5月のラジオで紹介した本です☆

毎月第3木曜日は、
FMとなみ【76.9㎒】さん
砺波図書館からおススメ本の紹介をしています。
図書館のコーナーは12:20ごろ~(再放送17:30~)です♪
6月のイベント、お知らせ
民具展示室×めばえの会「民具と絵本のおはなし会」
日時:6/24(土)14:00~
場所:砺波図書館 第1会議室
申込:不要

庄東小学校内にある、砺波民具展示室とコラボし、
ふるい民具や道具をテーマにしたおはなし会を開催します。


英字新聞を読む会
日時:6/14(水)10:10~11:30
場所:砺波図書館 第1会議室
申込:必要(先着10名程度)
参加費:不要
持ち物:筆記用具、英和辞書(スマホ可)

ボランティアさんといっしょに、
辞書を片手に英字新聞を読んでみませんか。

企画展示の紹介
★なつかしい日本のおはなし
日本の昔話や懐かしい道具が出てくる本を展示します。
砺波民具展示室との連携企画展示です。
江戸時代だけでなく、明治から昭和時代に使われていた
道具などが出てくる絵本を中心に紹介しています。


今月児童向けの企画展示の中から紹介します。

企画展示「JBBY選 〜世界の子どもの本〜」の中から
いくつかご紹介します。

JBBYはスイスに本部のある国際児童図書評議会(IBBY)の
日本支部です。
児童文学者や翻訳家、出版社、図書館員等の会員が、
「子どもの本を通して国際理解を深め、世界に平和を」
という理念に基づいて活動しており、
日本の優れた子供の本を世界に発信したり、
世界の優れた子どもの本を日本に紹介する活動をしています。

ブックリストは2つあって、
「おすすめ!日本の子どもの本」では、
日本で出版された海外に紹介したい本を、
「おすすめ!世界の子どもの本」では
日本で翻訳出版された世界の子どもの本を選んでいます。

日本の本では、
「こたつ」麻生 知子∥作
「これが鳥獣戯画でござる」結城 昌子∥構成・文
「和食のだしは海のめぐみ」阿部 秀樹∥写真・文
など。

海外の本では、
「ヴォドニークの水の館」まき あつこ∥文 降矢 なな∥絵
チェコに伝わる昔話をもとにした絵本。
貧しい少女が、水辺にすむヴォドニークという魔物にさらわれて
水の館で使用人として働きます。
館にあるツボの中には、さらわれた人の魂が入っていて、
少女はその魂を開放して、家に戻ってきます。
日本の河童に近いかもしれません。

「すうがくでせかいをみるの」ミゲル・タンコ∥作
身の回りにあふれる数字について気づくことができる絵本。
2022年の課題図書にも選ばれました。

「どんぐり喰い」エルス・ペルフロム∥作
スペイン内戦の終結から数年後、アンダルシア地方に住む
少年クロは、家計を助けるため8歳で学校をやめて働きに出ます。
社会の底辺で逆境の中にあっても知恵を振り絞り、
家族や仲間との笑顔と愛情につつまれて生きる少年の物語。
オランダの金の石筆賞を受賞しており、
この賞を受賞するのは、とてもいい作品ばかりです。