庄川挽物木地(庄川木工挽物会)

品目の紹介 | 庄川地域は、江戸時代から昭和初期にかけて飛騨山地で切り出された原木を庄川の流れを用いて送り、その木材を貯木する一大集散地として栄えました。その豊富な木材を利用して幕末より始まった地場産業とされています。また、昭和53年には、経済産業大臣指定の「伝統的工芸品」としての指定も受けています。製造には、原木を製材して6ヶ月から1年程度自然乾燥させたのち、作業が始まります。一つ一つが職人による手作業によって作られる製品は、横ロクロを用いて横木材を加工しており、年輪が様々な形で現れることで、原木の杢目の美しさが際立ち、丈夫な製品となっています。特に白木地製品は、空気に触れているだけで時とともに色合いが変化し、使い込むほどに味わいが増し、環境によって光沢や色調の変化も出てくることで、世界でただひとつの器といえます。
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事業者 | 庄川木工挽物会 〒932-0315 富山県砺波市庄川町示野116番地 庄川町商工会内 (TEL)0763-82-1155 (FAX)0763-82-5341 |
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